
HITSFAMILYのコンセプトでもある家族の結束を象徴する「血」を表現したエンベロープ(封筒)。
手紙や封筒は、嘗て中身が手付かずである事を証明する為、封蝋し、その上に印籠を刻印して、大事な送り先に届けていました。
この印籠は自らを証明する紋章=アイデンティティであり、差出人である自己の証と信頼を示していました。
この封蝋と印籠をHITSFAMILYとして現代解釈した場合、コンセプトである血の繋がりで表現する事が好ましいと考えました。
血は、体内で栄養素や酸素、そして老廃物を運搬=配送する役目を担うと伴に、損傷を負った場合、血液の細胞成分である血小板が傷口を塞ぎ止血する作用も担います。
このエンベロープには、体内の血液の役割をアナロジーとして社会の配送・郵便システムやそのコンテクストを反映させました。
私達にとって大事な栄養素=郵便物を、送り先に届けるにあたって、血を模したこのエンベロープがその役割を担う事で、破かれても、血液がこびりつくように封筒外部に結集・付着し、損傷を防ぐことを現していると同時に、印籠というアイデンティティをも表現しています。
また、血の繋がりは子孫が増えることで、枝葉のように拡がっていくものです。
このエンベロープがお手元に届いた際は、どうぞご自由に封筒を開封して見て下さい。
開封された封筒は、新しい繋がりの誕生として、私達は信頼の証拠を一つ得たことになります。



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Creative Director : Arata Sasaki
Art Direction+design : Takashi Kawada
Processing : Cosmotech
Paper : Heiwa Paper
紙 : イルミカラー(桃) 4/6判 T目<#80>
加工 : 加熱型押し
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