HITSFAMILY

June 3, 2015


アーティスト Namiko Kitaura の個展 『Recollection』
HITSFAMILYが作品集を制作



 弊社(HITSFAMILY)にてクリエイティブディレクション・グラフィックデザインを手掛けた、アーティスト Namiko Kitaura の個展『Recollection(リコレクション)』が、6月25日(木)より、キヤノンギャラリー S (東京都港区港南2-16-6 キヤノンS タワー1階) にて開催されております。本展開催に併せ制作した、Namiko Kitaura の作品集『Recollection』をご紹介します。



 Namiko Kitaura の写真に鑑賞者が惹き込まれていくのは、その作品に、ヌミノース的な体験を促す力が宿っている為だ、と私たちは考えます。他者の《記憶》とも言える写真が、自己の奥底に眠る《記憶》を揺さぶり、断片的な自己の《記憶》と繋がっていくだけでなく、他者や自然、世界といった様々なものと融合し、生命の根源を感じる──こういった体験が、Namiko Kitaura の作品を鑑賞する上での醍醐味とも言えるでしょう。作品集では、そのような Namiko Kitaura の作品がもたらす影響を効果的に、且つ《記憶》の動的な部分も表現しました。



 作品集には、Namiko Kitaura の初期から現在に至るまで、全50点もの作品が集約されています。初期の作品からインスピレーションを受けてセレクトされた深緑色の表紙は、《記憶》の扉をそっと開けているような静粛さを纏っています。その扉を開け、裏表紙を閉じるまでの一連の流れに身を任せると、《記憶》の回想がじんわりと滲むように広がり、回帰していく感覚を、味わうことができると思います。
 また、作品が並ぶ中で、息継ぎをすることとも似た絶妙なタイミングで透写紙の仕切りが現れます。この半透明の透写紙は、《記憶》を辿る世界での “靄” をメタファとして表したものです。その《記憶》が最早期記憶ならなおさらのこと、それは忘却された、 “靄” がかった状態と言えるでしょう。
 本作品集は、このように、Namiko Kitaura というひとりのアーティストに寄り添い、そのメッセージを伝える手段として、彼女の奥底にある《記憶》と呼応するように構成されています。



 Namiko Kitaura の個展『Recollection』の会期は8月3日(月)まで。また、第2回目となる Namiko Kitaura と様々なゲストによるギャラリートークも7月8日(水)に開催されます。作品集は会場にてお手に取ってご覧戴くことが可能ですので、この機会にどうぞお越しくださいませ。


※本件及びご取材等に関するお問い合わせ
hello@hitsfamly.com (担当: 清野)



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Namiko Kitaura 作品集『Recollection』

Author: Namiko Kitaura

Creative director: Arata Sasaki (HITSFAMILY)
Graphic design / Art director: Takashi Kawada (HITSFAMILY)
Printed and bound: JAPAN CREATE CO., LTD.
Produced in cooperation with: Canon Marketing Japan Inc.
Photo printer: Canon DreamLabo 5000

(c) 2015 Namiko Kitaura
All rights reserved.
No reproduction without the permission of the publisher.
Printed in JapanPublication: 6.25.2015


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Namiko Kitaura展:Recollection
会期 : 2015年6月25日(木)-8月3日(月)
休館日 : 日曜日・祝日・夏期休業 [8月8日(土)-8月16日(日)]
開館時間 : 10時-17時30分
会場 : キャノンギャラリー S
住所 : 東京都港区港南2-16-6 キャノン S タワー1階

ギャラリートーク :
2015年7月8日(水)19時-
会場 : キャノンギャラリー S
お申し込み : canon.jp/event/ より
定員 : 各回先着50名 | 参加無料

Creative director: Arata Sasaki (HITSFAMILY)
Graphic design / Art director: Takashi Kawada (HITSFAMILY)
Cooperation with: PANOCO TRADING ORGANIC COTTON
Space design: Kei Murayama
Sound: Soji Kitaura
Tokyo Color Kogeisha
Frame・man
POETIC SCAPE

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Namiko Kitaura
東京生まれのフォトグラファー。1996年に絵画を学ぶため渡英し、その後渡伊。University of the Arts London 卒業後、ベネトン社主宰のアーティスト・イン・レジデンスFABRICAで、日本人初の写真家としてスポンサーを受け経験を積み、ヨーロッパ各地で活動。その後もロレアル、キャノン、資生堂、など多数の企業からスポンサーを受ける。国内外の有名ブランドやファッション誌、広告を多く手掛ける傍ら、作家として社会に潜むさまざまな問題と向き合い、その裏にある言葉にならない感覚や感情を独自の撮影手法にて視覚化している。一児の母。

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